Short Story

□ポテチミックス
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え。と開いた口がしまらない。



「?どしたの奈緒ちん。あ、学校着いたー」



私がほうけている間に上靴に履き替えて、ずんずんと廊下を歩いていく妖精さん。



「あっ、教室!」



まずい、これはまずい。早く彼を引き止めねば計画が台無しになってしまう。



私の今日の役目は彼を時間までに引き止めることなのだ。



約束の時間までまだあと5分もある。彼の足だとここから教室まで行くのに2分はかからない。



高速で履き替え、廊下を駆け抜ける。



どうか、どうか間に合ってくれますように!









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