柔らかな月と、銀狼
□プロローグ
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〜〜♪〜〜♪
信号が、赤から青へ
人が流れを作り
黙々と、自らの目的の為、歩く
勿論、この国ではかなり珍しい白金の髪を揺らしながら歩く少女
朏麗も、その一人である
〜〜♪〜〜♪
信号が、青から赤へ
人の波みが途絶え、車が流れを作る
変わらない日々
色のない世界
少女は呟く
下らない、と
そんな彼女に、非日常を――――――
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