短編(主に沖神)
□Last recollections
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「卒業生退場」
体育館にめずらしく真剣な銀八の声が響いた
Last recollections
今日は銀魂高校の卒業式
最後のHRが終わった後私は屋上にいた
最後の景色を見るために
下を見てみると抱き合って泣いている人
思い出の写真を撮りまくっている人
先生に今までのお礼を言っている人
告白して吹っ飛ばされている人
みんなそれぞれ思い出をつくるためにあちこち行っているのを私は憂鬱な気分で見つめていた
ことの始まりは朝、卒業式が始まる前のクラスでのことだった
朝の教室は今日で最後だということであちらこちらで騒いでいた
私も姉御やさっちゃんたちと卒業式のことを話していた
妙「今日で最後なんて実感全然わかないわ」
さ「同感よ でも私卒業式の歌う時に泣いちゃいそうかも」
神「さっちゃんってそんなに涙もろかったアルカ?」
さ「失礼ね そういう時くらい泣くわよ私だって」
妙「私も泣いちゃいそうだわ」
近「お妙さん!安心してください!この近藤勲、一生あなたのそばにいて寂しい思いなどさせません!!!」
一同「………」
近「いやぁお妙さんもそう思っていたなんて
実は俺もそうだったんですよ〜あまりにも今日を迎えたくないもんだから昨日寝ないでいたんですけどいつの間にか今日になってt「誰がテメェなんかと一緒にいたいと思うかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
近「ブベラッ!!!」
ゴリに姉御のアッパーカットがきれいにきまりそのままゴリは吹っ飛んで行った
てか寝ないでいても今日は必ずくるアルよ、ゴリ
と、言おうとしたら
「つーか寝ないでいても今日は必ずきやすぜィ 近藤さん」
私と全く同じ意見の奴が来た
神「…沖田……」
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