短編(主に沖神)
□以愛伝心
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数年後設定
[ゲームウォンバイ越前 リョーマ6-0]
ワァァァァァァ
今日 とうとう俺は世界ランク1位の座を手に入れた
「おい、リョーマ!!おめでとう!!すげーな、ついに親父さんより上回ったな!!」
そう言うのは俺と同じプロのテニスプレイヤー
名前は…なんだっけ?
「どーも」
「…お前、せっかく優勝したんだからもう少し嬉しそうな顔しろよな」
「はいはい」
………………別にあんたらなんかに祝ってもらってもうれしくないし
俺のこと何にも知らない奴に祝われたってどうも思わない
ただただ「すごい」「おめでとう」の言葉さえ並べれば祝ったことになる
たとえそれが本心でなくとも、だ
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