長編
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――某月某日の夕方――
ある道に制服と運動着を着た女子3人が歩いていた。
1人は赤髪でピアスが3つ付いている女子。
1人はカッコいいオーラを出した女子。
1人はほんわかしていていかにも眠そうな女子。
この物語は、そんな3人の他愛も無い会話から始まる。
翔『んーっ今日も頑張ったわー…』
自由『…そうだね〜』ゴシゴシ
総楽『今日も男子うるさかったなー…ってみゅーくん眠そうだな』
自由『…そうだね〜』
総楽『いや、ちゃんと話聞けよ!!』
翔『そーちゃん、みゅーくんに何言っても聞いてない時のほうが大半だから仕方ないよ』
自由『…そうだね〜』
総楽『いや、仕方なくないぞ?!』
翔『あ、分岐点に来たからじゃーね!』
自由『…バイバイ』
総楽『はぁ…また明日なー』
3人は、神社の脇にある3本の分かれ道に
それぞれ歩いて行った…
その時から・・・・
彼女たちの物語が始まったのだ――
Prologue end…