main
□深夜の涙
1ページ/7ページ
『ラビまだかな?』
コムイさんに報告してから数分後
ラビが息を切らしてフィナのもとへ走ってきた。
「よぉ〜連続で辛いと思うけど一緒に頑張るさ〜♪」
『大丈夫!!!頑張ろ☆』
二人はドイツにある小さな村へ足を運んだ
『あれ?なんか人が少ないね』
「本当さ〜ここ、アクマが異常繁殖してるんだってさ〜」
『え!!!そうなの?』
「そのアクマを倒すのが俺らの任務だとさ
もしかしたら、イノセンスがあるかも
しれねーってコムイが言ってたさ〜」
『そうなんだ!!!』
ドンドン歩いていると目の前にある大きな
湖に足を止めさせられた。
「うおー!!広いさね〜ここ渡れるとこないんさ?」
『見当たらないね〜』
「どうやってここ通るさ?」
『ん〜、やったことないけどやってみる!!』
「何をさ?」
『いいから〜』
そう言うとフィナは湖に拳をつけた。
『イノセンス発動!!!ザックハンド、ドライヒット!!!!』
発動した瞬間湖は一気に凍り、固まった。