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□江戸の謎 2
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『えーーー!!!!そうなの?』
「自分で適合者ってわかってるならなんで
教団に来なかったんさ?」
「それにはいろいろあるんすよ〜」
『教えてくれたりしないよね・・・?』
「いいっすよ♪」
『本当??』
「はい!!フィナさん可愛いんで特別っすよ」
『あ、ありがとう(苦笑)』
「もの好きもいるもんだな・・・」
神田は呆れた顔で呟いた。
「ユウ!!酷いさよ!!フィナだって可愛いさ〜」
『ありがとう///』
「別に本当の事言っただけさ///」
「馬鹿者!!!なぁ〜に浮かれとるんじゃ!!」
「・・・ここじゃあ危険なんで家に来てください!!」
浮かれたラビを無視し、幸輝は話し始めた。
『でも悪いよ』
「大丈夫っすよ!!外だと危ないっすし家でゆっくり話しましょ?」
「外も家もいろんな意味で危ねぇ〜さ」
「ラビ!!変なことを考えるでない!!!」
ブックマンはラビを思いっきり蹴飛ばした。
「いでっ!!!何するんさパンダじじーい!!!」
二人はしょうもないことで喧嘩を始めた。
『アハハ〜!!いけいけ〜♪』
フィナは二人の喧嘩を面白がって見ていた。
「お前ら・・・本当に餓鬼だな。家に行っても
いいのか?桜羽。」
「大丈夫っす!!ばーちゃんいるんすけどね〜」
「そうか。おい!!お前ら桜羽の家に行くぞ。」
「やっぱり行くんさ〜?」
「あぁ、外にいてもアクマにやられるだけだ」
『そうだね・・・おうむ君お邪魔してもいいかな?』
「もちろんっす!!」
「そうと決まれば早速行こうさ〜♪」
「図々しいのぉ〜」
そう言いながらもみんなで幸輝の家へ向かった。