その他

□某金髪吸血鬼の些細な日常 その1
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日常1:理性を保ちましょう

「ジョジョ!!なんだその格好はっ!?」
「何って……どうしたんだい?そんなに怒って……」
風呂から上がったばかりの僕は上半身裸に頭にタオルを乗せているだけの格好だったんだけど……
「その格好で僕に近付くんじゃぁないっ!!」
一体何がそんなに嫌なのか、ディオは僕を見ると凄い剣幕で怒鳴ってきた。
「ねぇ……何がそんなに嫌なんだい?」
僕がそう聞いても、
「いいからそこから動くんじゃぁないっ!!」
って言うだけで、ドアの前から1歩も動いてくれない。
「いや、僕はこの部屋から出たいんだけどなぁ……」
どうしたらディオはドアの前から動いてくれるんだろう?

「この僕に教われたいのかぁっ!!このアホがぁぁっ!!」


日常2:孫とおじいちゃんと変態と
(DIOジョナ+シージョセ)
*ジョナサンはDIOによって吸血鬼になっています。

「なぁ、ジョジョ……」
「なぁに?シーザーちゃん」
「今、お前のじいさんを追いかけてるのってじいさんを吸血鬼にしたDIOだよな……?」
「そうだよー」
「どう見ても……ありゃただの変態じゃあねぇか?」
「そうだねー」
そんな会話をしている2人の目の前では……
「ジョジョ!!今日という今日は逃がさんっ!!」
「お願いだから、勘弁してよー!!」
DIOによって吸血鬼となったジョナサンがその張本人によって追いかけ回されていた。
「WRYYY!!今日こそはこのDIOと添い寝してもらうぞっ!!ジョジョー!!」
「いやだよー!!」
半分涙目で逃げているジョナサンとそれを嬉しそうな顔で追いかけている2人を見て、
「なんか……平和になったな……」
「そうだねー」
なんて言いながらちゃっかり手を繋いでいる2人であった。

「なぜ逃げるんだー!!ジョジョー!!」
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