メリーゴーラウンド

□昔話(浦島太郎)
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日本昔話『浦島太郎』


★:昔々あるところに、浦島太郎という青年がいました。


浦島太郎(ウヒョン):俺、主人公なんだ!よっしゃー


★:今回はきちんとした人間役ですよ。これでいいですよね?


浦島太郎(ウヒョン):やっぱり、気が利くな!サンキュー


★:じゃあ、浦島さん。話に入りましょうか。


浦島太郎(ウヒョン):よろしく!今日はやる気満々だから。


★:それは良かったです。昔々あるところに浦島太郎という若い青年がいました。浦島太郎は魚釣りに出掛け海に行ってみると、子供達は亀をいじめていました。


子供A(ソンジョン):おら!おら!とれぇんだよ!亀がよ!


子供B(ホヤ):おっらぁー!!おっらぁー!!マジで亀遅っせぇよ。早く動けよ!


子供C(エル):ヒャハーヒャハー
ゲシゲシ(甲羅を足で蹴る)


亀(ソンギュ):痛ってぇー!マジ痛ってぇぇぇ!!ってかお前、マジで動物役にしたな?それも、いじめられる役って何だよ!お前ぜってぇぶっ殺す!


★:前回の天罰です。これ以上文句を言うなら、もっと残酷な役にさせますよ?


亀(ソンギュ):は?てめぇ、ふざけんじゃねえよ!俺はもう参加しねぇからな?ちっ…


★:さて、浦島太郎は子供達にいじめられている亀を助けます。


浦島太郎(ウヒョン):おいこら!亀いじめてんじゃねえよ?


★:浦島さん?好青年の役なのでもっと優しくして下さい。


浦島太郎(ウヒョン):こら、子供達!亀をいじめてはいけないじゃないか!


子供達:ちっ…しょうがねぇな。今までのストレス発散してたのに邪魔しやがって…(小声)


亀(ソンギュ):あ?お前らぶっ飛ばすぞ!後で覚えとけよ?


子供達:すいません。


★ケンカはさておき、子供達にいじめられていた亀を助けた浦島太郎は、お礼に竜宮城へ連れて行ってもらいました。


亀(ソンギュ):浦島さん、先程は本当にありがとうございました。お礼に竜宮城へ連れて行ってあげます。(自信ある演技にドヤ顔)


★:最初からそうすればいいじゃないですか!


亀(ソンギュ):俄然やる気出てきた。ふんっ!


★:でも、残念ながら出番はもうありません。その代わり、次回の物語で考えますから!


亀(ソンギュ):マジで!?約束だからな?覚えとけよ?


★:はい、約束します。さて、竜宮城に着いた浦島太郎を出迎えたのは、竜宮城で一番美しい乙姫様でした。


乙姫様(ソンヨル):うっふ〜ん♪竜宮城へようこそ、浦島さん。私達の楽園で楽しんで行ってくださいね♪


浦島太郎(ウヒョン):うっわ、ソンヨル気持ち悪りぃ!!外見は似合ってるけど、その喋り方止めろマジで吐き気する…。


乙姫様(ソンヨル):もう、浦島さんったらひっど〜い!この楽園で一番美しい私に向かって気持ち悪いだの、吐き気がするだの本当にやんなっちゃう!


浦島太郎(ウヒョン):うおぉぉっっえぇぇ…マジ、止めろって!!ソンヨル、今度言ったら本当にぶっ飛ばす!いや、ぶっ殺す…


★:乙姫様、浦島太郎さんの言う通りでお願いします。


乙姫様(ソンヨル):役に成り切ってるのに超、うぜぇ!おい浦島、付いて来いよ?


浦島太郎(ウヒョン):お前、俺より後輩の癖に偉そうな態度取ってんじゃねぇよ?あ?おら!


乙姫様(ソンヨル):やる気失せたんだよ!しょうがねぇだろ?


★:おいてめぇ、その口調で続けるなら、この役降ろすぞ!あ?


乙姫様(ソンヨル):頑張って役に成り切ってるのに気持ち悪いとか吐き気するとか言うから!
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