メリーゴーラウンド

□童話(シンデレラ)
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『シンデレラ』


★:あるお屋敷に、雑用をさせられていたシンデレラという娘がおりました。


シンデレラ(ドンウ):え?今回、主人公なの?まぁ…ありがとう


★:シンデレラは、意地悪な母親と姉達に毎日いじめられていました。


母親(ソンギュ):ぺっ(唾を吐く)床が汚いわよ?もう一度綺麗にやり直してちょうだい?(ドヤ顔)


姉1(ホヤ):ボサッとしてないで早く掃除しなさいよ!融通利かない子ね!(ドンウヒョンごめん)


姉2(ウヒョン):お屋敷中の掃除が終わるまで休憩もダメよ?わかったわね?(ヒョンごめん)


★:何か…いつもと違って話にパンチがないなぁ…。


シンデレラ(ドンウ):ふぅ〜疲れた…物語なんだから、掃除シーン終わらせてよ。


★:もうちょっと…もうちょっとだから。我慢して?頼む!


母親(ソンギュ):まだ床が汚いんだけど、どういう事?もっと腰に力を入れて掃除しなさいよ!!ドンッ(バケツを倒す)


シンデレラ(ドンウ):ちょっと…もう無理…ギブ、ギブ!


母親(ソンギュ):は?たわごと言ってんじゃねぇよ?さっさとしろよ。


姉1(ホヤ):まだまだ掃除は残ってるのよ?早く終わらせて私達のお部屋も掃除してちょうだいよ?(ドンウヒョン、本当ごめん…)


姉2(ウヒョン):シンデレラはどうしてそんなに事が遅いの?さっさとしてよ。(本当ごめん…)


母親(ソンギュ):とにかく、シンデレラ?早く終わらせてよ。わかったわね?


シンデレラ(ドンウ):はい…お母様、そしてお姉様達…。


★:シンデレラはようやく掃除をし終わり、物思いに更けていました。


シンデレラ(ドンウ):どうして毎日こんな事をしなければいけないの?私は毎日頑張っているのに、お母様もお姉様達も本当にひどいわ。私が何をしたって言うの?


母親(ソンギュ):文句言ってんじゃねぇよ!お前は掃除だけしてりゃあいいんだよ!


★:今は出番じゃねぇよ?引っ込んでろ!


母親(ソンギュ):あ?うっせぇ!もっと出番増やせよ!


★:ちっ…おい、今度はドブねずみの役な?覚悟しろよ!


母親(ソンギュ):わぁったよ。引っ込んでりゃいいんだろ?


★:悪いが出番は後で。シンデレラは毎日掃除をしていましたが、ある日魔法使いがシンデレラの元へやってきました。


魔法使い(ソンヨル):さぁ、シンデレラ?あなたには綺麗なドレスに身を包み、この世で一番美しいお姿にして差し上げます。


★:魔法使いがステッキを振ると可愛らしいネズミが現れ、今までボロボロだった服を真っ白なドレスに早変わりさせ、何の変哲もないカボチャは馬車へと変わりました。


★:ねぇねぇ〜そのネズミの衣装すっごい可愛い!!後で写真撮らせて?


ネズミ(ソンジョン):ネズミって所が腑に落ちないけど、可愛いならいいや。やっぱり僕ってさ、何でも似合うんだね!


魔法使い(ソンヨル):シンデレラにお約束があります。12時を過ぎると魔法が解けてしまいます。必ず魔法が解けぬ内にその場を立ち去りなさい。わかったわね?


シンデレラ(ドンウ):魔法使いさん、どうもありがとう。


魔法使い(ソンヨル):ではシンデレラ、舞踏会を楽しんでおいで?素敵な夜を…。ってかさ、ドンウヒョンの役、ズルくない?


★:しょうがないじゃん!思い付かなかったんだもん…許して!


魔法使い(ソンヨル):もう〜こういう時はさ〜シンデレラ役か、王子様役とかちょうだいよ〜!


★:それはさておき、舞踏会へ着いたシンデレラはあまりの騒がしさにその場に立ち尽くしました。しかし、シンデレラの美しい姿に王子様はシンデレラをダンスに誘いました。


魔法使い(ソンヨル):無視しないでよ〜話聞いて!
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