short.
□幸せな時。
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『ここ座って』
ゆうの足の間。
…まぁいっか。
「…ん」
やたらと私の髪をいじってくる。
「何?」
『ゆみの髪好き。』
「なんで??」
『なんとなく??」
「ゆう、好き〜。」
『じゃ、キスして?』
無理です。私からしたことないもん。
「嫌だ。」
『えー、なんで??」
「恥ずかしい。」
『…いじけてやる!!』
もう…
「ゆう??」
振り向いたゆうの唇に、一瞬だけのキスをした。
『ん〜♪ご機嫌♪』
すっごい笑顔のゆう。
「ゆう、可愛い(笑)」
『ゆみには負けるわ』
「ゆうの方が可愛い!!」
『男はね、カッコいいって言われたいの!!』
「ゆう、カッコいいよ??」
『ゆみ??』
「ん?」
『すっげぇ好き。』
-end.