大伴一志の章

□第14章
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次の日。

私たちは儀式を行う為に移動した。

途中までは車で移動出来たけど、瓦礫がひどくて途中から歩きになった。

1時間くらい歩くと少し開けた場所に出る。

ここは以前は国立競技場があった場所。

今は面影もないけれど。

何故か分からないけれどここの近くには綺麗な気が流れているみたい。

私は封樹の森と同じように衣装を身につけていく。

っといっても白い巫女服は汚れと傷でボロボロになっているけれど。

「皆、今度こそよろしくお願いします!」

五瀬「ああ、もちろんだ。」

五瀬さんはフッと笑ってそう言ってくれる。

浩輔「俺たちを信じて。四神器は巫女を護るのが役目。必ず守るよ。」

「ありがとう、浩輔。」

宗史「貴女なら出来ます。必ず...」

「はい!」

裕生「俺からは言う事は特にないけど、敢えて言うなら、必ず戻ってきて。」

「うん、約束する。」

私は最後に一志を見る。

一志「さあ、行こう。俺たちの未来の為に。」

「うんっ!」

そして私たちは銘々に儀式の準備に入った。









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