neta
□小学生も楽じゃない
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主人公は
trip&若返りしてます。
キャラ持ち。
女神:サクラ、騎士:キキョウ
話はうる覚えです。
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「またあんたなの!幾斗!たまごを返しなさい!」
「バツたまなんていらないだろ。」
「そんなことない!バツがついたたまごもまた綺麗なたまごに戻れる!」
どんなたまごだって大切なこころの一部なんだから。
とりかえさないと!
「いくよ、あむちゃん!」
「うん!」
ランの力を借りて向かうけど、かすりもしない。
「さっさきまでの意気込みはどうしたにゃ。全然あたってにゃいにゃー。にゃははは。」
どうしよう。
全然歯が立たない。
このままじゃ、たまごが壊されちゃう。
「はい。そこまで。小学生相手に大人気なさすぎ、高校生でしょうが。このたまごはもらってくね。」
え。
「にゃにするにゃ!たまごを返せ!」
「えー。そっちがとったんでしょう?たまご壊されちゃ可哀想だしあげないよ。」
「え、君は…同じクラスの冬野ソラ。」
「そうだよー。毎度毎度大変だねぇ。ガーディアンも楽じゃないね。」
そう言うと私にたまごを渡した。
「ねぇねぇ。まだやるの?もうたまご取り返したしこれで終わりでいいよね?」
「いくぞ。ヨル。」
「え゛。たまごはいいのかにゃ!」
「エンブリオじゃないし、別にいいだろ。」
幾斗がいなくなってすぐ皆の声が聞こえてきた。
「おーい!大丈夫か雛森ー!」
「雛森さん!大丈夫!?」
「亜夢ちゃん、大丈夫ー?」
「あむちーん!平気ー?」
「う、うん!大丈夫!」
それにしてもなんでソラがたまごのこと知ってるの?
まさか、キャラ持ち?
「たまごが見えるのはキャラ持ちだからだよー。」
「こ、こころ読んだ!?」
「んー。なんとなくそんなところだと思って。」
当たりだったみたいだね、なんてなんでもないような顔して言ってきた。
それにしても、ソラもキャラ持ちだったなんて。
ん?キャラ持ち?
「キャラ持ちー!!!?」
「どうしたの?雛森さん、それにキャラ持ちって。」
「私がキャラ持ちだって知って驚いたみたいだよ。」
ひょこっと今度は唯世くんの後ろから顔を出して言った。
瞬間移動!?
「「「「え!冬野(さん)( ソラ ちゃん/ちん)もキャラ持ち!!?」」」」
「うん。」
「それじゃ。たまごも渡したし、帰るねー。お疲れ様ー。」
(ちょ、ちょっとまてー!!)