neta

□ログイン 銀魂
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女子高生が沖田に成り代わり
基本は沖田、女性子供お年寄りには優しく
のんびりまったり頑張ります
お仕事放棄はしないよ!な沖田くん

原作にちょいちょい介入しちゃったり万事屋に餌付けしたり

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夏の風物詩、301の雪だるまを食べ終え出てくるとお馴染み万事屋トリオがいた。

(何やってるんですかねぃ。こんな暑い道ん中で。)

「銀ちゃん、私もあれ食べたいネ。」
「おま、301アイスって。無理無理そんな金ねぇよ。募金の日まで待つんだな。」

(いつも通り金欠で買えないって話かぁ。)

「そうですね。普通に働いてたって301はちょっと特別な日にしか食べませんし。今の万事屋じゃ、手が出せませんね。神楽ちゃん大江戸スーパーでアイス買って帰ろ?」
「いやアル。 私は301アイスが食べたいネ。そこらで売ってるような安ものアイスはお断りネ。」
「何言ったって買ってやんねぇぞ。行くぞぱっつぁん。」
「ほら神楽ちゃん、行こ。銀さんが言うように募金の日にでもまた来ようよ。」
「いやアル、今食べたいネ。」
「そんなこと言ってると置いてっちゃうよ。」

そう言うと旦那とメガネはすたこら歩いて行っちまった。

(おいおい、大丈夫ですかねぇ。)

神楽の方を見ると下を向いて、銀ちゃんと新八のバーカっと沈んだ顔で言っていた。

(仕方ねぇ。)

「おい、チャイナ。」
「っ!サド!何か用あるか!」
「ちょっと、付いて来て欲しいところがあってな。」
「ぷぷっ。一人じゃ寂しいアルか。ダッセェー。」
「(あはは、流石。)彼処でさぁ。家族ずれやらカップルやらが多くて、入りにくくてしかたねぇ。」

そう言いながら301を指すとわかりやすく顔がパッと華やいだ。

「その年になって、まだアイスなんて食べてるアルか。だせぇアル。」
「(素直じゃないなぁ。可愛いけど。)ついて来るなら、礼にアイスでもと思いやしたが、仕方ねぇ帰「し、仕方ないアル。どうしてもって言うなら、付いてってやるね。」
「そりゃ、ありがてぇ。」

慌てたように取り繕った言葉に笑いそうになりながら、301に向かった。
中に入ると、神楽は硝子にへばりつくようにアイスを見つめだした。

「お客様、お決まりでしょうか。」
「(いつもこんな感じならいいのにねぇ。)6パックの持ち帰り一つとこっちも会計一緒でトリプル一つ頼みまさぁ。」

アイスを見つめる神楽を指差し、苦笑いしながら答える。

「持ち帰りの方は抹茶にキャラメルリボン、あと4つは期間限定を一つずつで。」
「はい。かしこまりました。」
「お嬢さんは三種決まったかな?」
「み、3つアルか。えーと…ーーー」

一つだと思っていた神楽は慌てて残り二つを選別し始めた。

神楽が選らんでいる間に会計は済ませたので、後はアイスを受け取るだけとレジで待っていた。

「はい、コーンのトリプルですね。お待たせしました。優しいお兄ちゃんでいいですね。」

(神楽が妹ねぇ。)
横を見ると顔を真っ赤にした神楽。


「それじゃあ、俺はこれで帰りまさぁ。」

踵を返して帰ろうとすると服が引っ張られた

「……… ありがとアル。
「どういたしやして。」

ポンポンと頭を数度撫でてから再び足を動かし始めた。




(ただいまヨー。)
(おかえ、え?そのアイスどうしたの神楽ちゃん。)
(おい、まさかかつ上げでもしたんじゃないだろうな。)
(違うアル。サドが一人で店に入れないって泣いてたネ。だから、一緒に行ってやったらお礼に買ってくれたヨ。)
(え!沖田さんが!)
(マジで!総一郎くんが奢ってくれたわけ!?銀さんにもちょっと分けて!)
(嫌アル。1ミクロンたりともあげないヨ。)

(只今帰りやしたぜ。)
(おう、総悟!見回り終わったか!)
(近藤さん、見回りついでに301アイス買ってきたんで食べやせんか。)
(気が利くなぁ、総悟は!トシも呼んで茶にするか!)
((土方さんにタバスコの)用意してきまさぁ。近藤さんは土方さん呼んで部屋で待っててくだせぇ。)


それ以降、何かにつけて旦那がタカってきたが神楽との距離は縮まった気がするので良しとしよう。

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