12/29の日記
14:52
【R】進撃・リヴァイ・携帯獣×灰男の未来編
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前にうpした【灰男・アレン・携帯獣×】の夢主が進撃世界に再トリップする話。
CP及び夢主×別キャラ、また鬱表現があります。
シリアス八割、くっつくのは終盤確実のネタ。
表現・内容的にR15です、見てからの苦情は受付ません。
おkな人はスクロールプリーズ。
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灰男世界にて、アレンとくっついた後の話。
原因は不明(異世界人だから的なあれ)だが、二十歳後半くらいの外見で不老となり、また死ぬことも出来なくなった夢主と携帯獣。
伯爵は滅び、ノアもいなくなり、けれど必要がなくなったはずのイノセンスは世界中に残っている。
もちろん、夢主にも十二匹の携帯獣の中にも欠片が埋まっている。
が、アレンたちは普通に歳をとり、呆けなく死んでしまう。
「お願いだから、生きることに絶望しないで。」酷なことだと互いにわかっていながら、約束。
アレンの願う通り、好きな人をつくり、人の輪に混じり、どうにか生きていこうとするが、誰も彼もが自分を置いて逝き、老いない自分を拒絶し、妬み、迫害する姿に、だんだん歪んでいく夢主。
「お前らだけだ、俺にはお前たちだけでいい、好きになるのはお前たちだけでいい。」携帯獣にしか心を開けなくなっていく。
アレンと愛し合った記憶も、幻のように遠く感じて、それこそ歪んだ形で残り、きっとまだ生きている自分を恨んでいると思い込む。
何百年か過ぎたそんな時、なぜかまた、“時渡り”が発動し、原作ちょい前の進撃世界の壁外へと。
出会ったのは、巨人と戦う調査兵団で、難なく使えるようになっていた臨界点突破(携帯獣との合体・携帯獣の特性が体に現れる)で助太刀。
心は麻痺しているけど、AKUMAと戦っていた記憶を思い出し、襲われていた人間を助けてしまう。
人生経験の長い夢主は、リヴァイがエルヴィンに想いを寄せていることに気付き、どろどろとしたものが溢れるのを感じた。
しかも、リヴァイはエルヴィンとどうこうなりたいわけではなく、傍にいられれば、役に立てれば満足していることがわかり、さらに激昂。
(スキ?アイ?何を言っている、しかもモノにしたいとかではなく??そんなわけがあるか、そんなお綺麗なものが、この世に存在しているはずがない。)
助力を願う人間に、リヴァイを玩具にくれればいいよ、と嘲笑う。
(役に立ちたいんだろ、ならなんでもしてみせろ。─拒否してみせろ。俺は正しい。)なのに、リヴァイは戸惑いながらも従って。
エルヴィンも、リヴァイの気持ちには気付きつつも、それに応える気はなく、また、人外の戦力を手に入れるため、それを受け入れる。
飽きれる夢主(馬鹿ばっかりだ。どうせ口だけだろうが。良いだろう、遊んでやる。)“お綺麗”なリヴァイの心が折れる瞬間が見たい。
そんな感じでリヴァイがペット化。
言語が違うため、携帯獣との合体状態でのテレパスでしか会話できず、また、敵地に等しい場所なので合体は解かない夢主。
身体能力も携帯獣をトレスしており、身体的特徴とか性欲もまた同じく。
特有のざらざら舌とか棘付きとか瘤付きとか、携帯獣の技とか、その他いろんな方法でリヴァイを苛め抜く。
地下街に居た時にも、どうにか守ってきた貞操を、エルヴィンのため、人類のため捧げるリヴァイ。
健気で真摯な姿に絆されていく夢主とか。
エルヴィンより夢主が気になってきたリヴァイとか。
快楽に負けるんだやっぱり綺麗なものなんて、な面倒臭い夢主とか。
見ているだけでよかったなんて、ああエルヴィンへのあれは憧憬を多分に含んだものだったのか、なるほどこれが“欲”かと夢主に迫るリヴァイとか。
観念して後悔して、全部返そうと思って、技で自分とのことを忘れさせて、エルヴィンとくっつけようとする夢主とか。
自力&携帯獣の力を借りて思い出してふざけんな俺のこと弄んでおいて本気にさせたくせになリヴァイとか。
超苦手な昼ドラの雰囲気を、克服のために、リヴァイを性的に躾けたい願望とくっつけてみた。
多分これならどろどろできる…が、明らかに長編なので、ハッピーエンドまで遠くて早くも悲しい。
メモ(微裏注意)
俺には、こいつらがいればいい。
こいつらは、裏切らない。
置いていかない。
傍に居て、俺を一番に考えてくれて、俺を絶対に一人にしない。
俺も、こいつらが一番だ。
繋がっている。
わかるんだ。
イノセンスがあるからか、こいつらの思考が、読めるから。
本気で、俺を心配してくれる。
俺のことを、考えて、俺と一緒にいることを、望んでくれているのが、わかる。
俺も、こいつらに対して、後ろめたいことを考えたことは、一度もない。
「んぁ、あああ!」
だから、他は信じられない。
だって、別々の個体なんだ。
腹の中で何を飼っているのか。
本心では、何を考えているのか。
わかったもんじゃ、ない。
スキだといってきたやつ。
アイシテルといってきたやつ。
もちろん、沢山いたさ。
あいつは、俺の血肉に、不老不死の秘密があると、刃を片手に襲ってきた。
あの人は、最後には俺を罵って、病魔に侵され老いて死んだ。
あの子は、俺の情報を売って、悠々自適に暮らしたそうだ。
あいつは。
あの人は。
あの子は。
あいつは。
あの人は。
あの子は。
─この人間、も。
「ひ、ぁ、あぁあああんっ、」
<…ウルサイ、よ。>
信じられるか。
傍にいれればいい、だって?
触れられなくても、独占出来なくても、笑っているのを見られたらいい、って??
はっ、まさか。
ただの自己陶酔だろ。
気持ちわりぃ。
反吐が出そうだ。
目元を真っ赤にして。
涎垂らしまくって。
体中、痙攣させて。
自分から、腰振って。
それでも、あの男のためだって?
─この姿見られて、本当にそう思えんのかよ。
(…ああ、それいいな。)
次は、あの男の前で犯してやろう。
なら今日は控えめに、そうだな、出なくなるまでイかせてやるくらいで。
久しぶりに、夜は眠らせてやろう…“催眠術”と“悪夢”で魔物とか触手とか、犯される夢を見せながらだけど。
─早いとこ、本性見せろよ。
じゃないと、お前、本気で壊れるよ?
『愛していますよ!』
遠い記憶が、モザイクを引き連れて、脳裏に浮かぶ。
けれどすぐ、頭痛と、甘い悲鳴に掻き消されていった。
このメモを先にして、【携帯獣×灰男】を過去編にしてもいいかもしれない。
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