キセキの少女
□第05Q-始めましてと久しぶり-
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黒子side
愛歌先輩が、いきなり来たときはビックリしました。
「じゃあ、あたしは帰ろうかな。ここには、挨拶しにきただけだから。」
黒「わかりました。また、あったら声をかけてください」
「ってシカトかよっ!!?」
「ん?あぁ、あたしに言ってたの」
リ「ちょっと、火神君!?」
火「テメェに決まってんだろ!!勝手なことばっかり言いやがって!!」
「…はあ。あたしはあくまでも伊月君に誘われたから来ただけだ。おまけに年上に対しての口調がなってないやつに言われたくはないな。そして、これは事実だ。アドバイスをしてあげたんだよ」
本当の事を言われたため、誰も言い返すことはなかった。が、みんなの心も穏やかでなかった。
火「アドバイスってことはそれそうの実力があんだろ?なら、おれと勝負しろよ。」
「‥‥どこまでも、あたしはバスケから離れることはないのか‥‥」
下を向いて呟いた声はそのまま消えた。
火「あ?」
「‥こんなことなら来なければ良かった。バスケなんてもうやることはないと思ってたのに…」
黒「愛歌先輩?」
「いいよ。テツヤボールを‥」
黒「はい。どーぞ」
そういうと黒子は柊にパスをした。
そして、火神vs柊のワンオンワンが始まった