文章?

□正体
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高杉「俺は一体何なんだろう」

また子「どうしたんスか晋助様。アンニュイボーイッスか」

高「いい年した大人にボーイはねえだろ」

ま「すいません。でも突然どうしたんスか?」

高「何か…たまに自分がわからなくなるんだよ」

ま「いきなりシリアスッスね」

高「俺はテロリストのはずなのに、ヅラに変なペットの世話させられたり…」

ま「まじっすか」

高「銀時にでかいペットの世話させられたり」

ま「ペットばっかじゃないスか」

高「あげくのはてに神楽や新八の面倒見させられたり…」

ま「それもう世話好きのおじさんスよ」

高「あいつらの中ではそうインプットされてると思う」

ま「面目丸潰れッスね」

高「よし、これから銀時達に俺のこと何だと思ってるのか聞いてくる」

ま「いってらっしゃい」


移動中


高「あ、ヅラ」

桂「ヅラじゃない桂だ」

高「単刀直入に聞くけどよ、俺って何だと思う?」

桂「どうした高杉。毒キノコでも食べたのか?」

高「失礼な、俺は正常だ」

桂「毒キノコは怖いぞ…その危険性に気付かず命を落とすキノコハンターが」

高「キノコハンターって何?つーか毒キノコ関係ねえって」

桂「高杉の正体は何か、ということだったな」

高「正体とまで言われると大袈裟だけどな」

桂「ふむ……改めて考えてみると難しいものだな…そうさな、世話好きのおじっ…破壊することしか知らんテロリストだな」

高「何か途中まで言いかけただろ!むしろ世話好きのおじさんと言いかけただろ!」

桂「言いかけてない。空耳だろう」

高「それで通す気か!」

桂「だが今も昔も仲間だと思っている」

高「無理矢理続けやがった!普段なら感動するところだけど…もう言い繕にしか聞こえねえよ」

桂「何を言う高杉!俺は本心からそう思っているからエリザベスを預けることができるのだぞ?」

高「有難迷惑だな」

桂「俺は心からお前を世話好きのっ……ゴホン、仲間と」

高「お前なんか大嫌いだ!」

桂「あっ!待ってくれ高杉ー!!」



移動中


銀時「あれ、高杉じゃねーか」

高「単刀直入に聞くけどよ、俺って何だと思う?」

銀「どうした高杉。ベニテングダケでも食ったか」

高「なんか凄そうだなそのキノコ!食ってねーし」

銀「えーと高杉の本性は何か、だっけ」

高「だから大袈裟だって」

銀「そりゃあテロリストだろ」

高「まあそうだよな…」

銀「テロリストっつーか…世話好きのテロリスト?」

高「……」

銀「新八と神楽もお前のこと気に入って…」

高「高杉鬼兵隊ドロップアターック!!」

銀「ぎゃああ!何その技!?」

高「高杉鬼兵隊ドロップアタックだよ!お前なんか大嫌いだ!」

銀「ま、待て高杉!慰謝料払えー!」








ま「何かわかったッスか?」

高「俺のまわりにはロクな奴がいないことがわかった」

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