宮ケ瀬の虹の大橋ってよく自殺スポットで有名って話聞くけど、実際にうちの会社の人が経験した話。

うちの会社って電気系の仕事してるんですよ。
電気って言っても街中で見かけるような電柱とかのメンテとかじゃなくって大きな鉄塔とか変電所とか、そういうヤツ。
その日は台風が来ていて非常態勢が出ていたんです。
その人は送電パトロールの担当で、山の斜面とかに立ってる鉄塔ってのはコンクリ土台があるから、
大雨とか降ったときにその土台が傾いたりしないかどうかとか、そういうパトロールをしないといけないんですよ。
運悪くその人は深夜の宮ケ瀬付近のパトロール担当(1人)になっちゃって、各鉄塔等を調べていたら・・・・。
虹の大橋に一番近いところで見つけちゃったんですよ、女性の首吊り自殺体。
立ち入り禁止のフェンスがあったかどうかはわからないんですけど、鉄塔のところに紐かけていたそうで。
深夜・大雨という最悪のロケーションで見つけちゃったそうです。
しかも死後1週間。(これは後の司法解剖で解った事)
その1週間の間ってのは雨→かなりの猛暑って不安定な気候が続いたらしくそれはもうかなり腐乱していたらしい。
話によると、発見が0時丁度くらいで、そのままパトロールカーの無線で会社に連絡
入れたのが0時15分、そのまま警察に会社側から通報したとか。
じゃあこの空白の15分はなにやってたんだって?
もう腰抜かして動けなかったそうで、ようやく動けて逃げ出したんだけど元の道がわ
からなくなって完全パニック状態。
それ以来その人は宮ケ瀬には行けなくなったそうです。


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