私の体験を報告します。
7年ほど前の11月頃に友人8名(私も含む)で七沢の某トンネルへ行きました。
時間は真夜中の1時過ぎだったと記憶しています。
トンネルへ向かう途中の山道で(全員バイク)2台のバイクがエンストしました。
私のバイクでは在りませんでしたが、何の前触れも無くいきなりのエンストでした。
2台ともエンジンをかけようとしてもなかなかかかりませんでした。
それでも、やっとエンジンがかかったので、また山道を登りました。
途中の舗装道路に大きな穴があいている箇所がいくつかあるのを確認してしばらく進むと、トンネルの入り口に着きました。
トンネルの外からは月明かりでもトンネル内が1m先ぐらいしか見えず、電灯も全く無いところでした。
肝試し程度に思っていましたが、噂で聞くよりかなり怖い感じがするトンネルです。
噂どおりに、「トンネルに向かって、全員のバイクのクラクションを3回」鳴らしてから徒歩で中に進みました。
中に入るまでは、「大した事ない」と思っていましたが、一歩中に踏み込んだだけで、なんか背筋が凍るような感じを受けたのを良く憶えています。
トンネル内は、まさに真っ暗闇。すぐ真横を歩いているはずの友人の気配すらわからないほどの暗闇です。
ライター(Zippo)で明かりをつけても、トンネルの正面から吹いてくる風で消えてしまうのです。
200mほどのトンネルでしょうが、結構長く感じました。
っで、私たちはトンネルを背景にお構いなし記念撮影。
っで、戻る時にトンネル内を通っていると(私は最後尾を歩いているはずでした)、後ろから「待って・・・」って聞こえたみたいなんです。
私は「早く来いよ」と返事をして、出口へ向かいました。
しかし、出口にみんな揃っているんです。ちゃんと私を含め8人が。でもトンネル内から、「待って・・・」って聞こえるんです。
その場に居た我々8人と、興味本位で来ていたカップルもその場に居ましたが、その方たちもはっきり聞こえてたようです。
正直、背中が凍るような思いをしました。っが、これで終わりじゃないんです。
怖くなって我々はすぐにその場から離れようとエンジンをかけて山を下りました。
その途中で、2人のバイクが転倒。もちろん舗装道路の大穴で転んだわけじゃないのです。
確かに、いい道では無かったですが、平坦な道で急に転倒したんです。
一人は左足骨折、一人は、右足のくるぶしの部分がすっかり無くなったと見間違うほどの大きな切り傷。
即座に、T海大の救急センターへ搬送でした。
翌日、写真の現像が終わったので見てみると、記念撮影した写真に白い煙(?)のようなものが写りこんでいました。
後日、O田M道氏の所へ赴き、全員で御祓いを受けました。


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