WORKING!!『雲雀の蹴爪』
□3品目【普通+天然×平凡=変人】
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伊波
「はぁ・・・(溜息) ホント
男の人殴るクセどうにかしないと。」
男性恐怖症である伊波が
切実な願いを呟いているところへ
荷物を運んでいる途中の
轟と名無しさんの2人が歩いて来た。
2人
『「まひるちゃん・・・」』
伊波
「半分しか働けないし
女の人の相手しかできないから
みんなにもすごく迷惑かけてるし。」
轟
「そんなことないけど・・・」
伊波
「それに、
##NAME2##先輩にまで甘えちゃって・・・」
『どんどん甘えちゃって良いよ〜。』
轟
「##NAME2##ちゃんの言うように
まひるちゃんが甘えてばかりだと
何も解決はしなさそうね(汗)」
甘えるのは簡単だが
伊波の為にはならないのは確実である。
伊波
「わ、私頑張って治しますから。
店長の言う通り
小鳥遊君で男の人に慣れますっ。」
『うん、その心意気が大事だよ。』
伊波
「たとえ
小鳥遊君が死んでも!!」
『Σちょ、まひるちゃん!!(ワタワタ)』
轟
「人の命まで
賭けなくていいのよ・・・?(汗)」
あまりにも自分勝手な発言に
対応をどうすれば良いか困ってしまう。
とりあえず俯いている伊波の頭に
轟が手を置いて優しく撫でた。
轟
「でも、そうね。
まひるちゃん その体質治さないと。
恋も出来ないものね。」
伊波
「ΣΣコっ!!///(紅)」
『そうだよね〜。
結婚は女の子の憧れだもの(ウットリ)』
伊波
「ΣΣケっ!!///(真紅)」
丁度良く通り過ぎる白藤を
轟は見送るなり、微妙に態度が豹変。
轟
「結婚はともかくとして
相手は別に、女の人でもいいわよね。
ごめんねっ///」
伊波
「Σ!?」
『変なとこに行き着いたようだね・・・』
言動から察するに
明らかな白藤絡みであるのは丸分かり。
そして、
何事もなかったように
仕事に戻っていくのであった。
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