駄文
□promiss
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12/24…約束の日。来るかどうかも分からないのに、アスランはここ、街中の一番大きな色とりどりの灯りがともる場所で、愛する人を待っていた…。
3年前、まだ二人が一緒にいれた頃、いつか時間が出来たらイブにこのイルミネーションを共に見ようと約束していた……。二人の戯れの中のたわいない言葉だったが、めったにアスランに甘えて来ないカガリが言っていたことだったから、強烈にアスランの中に刻み込まれて、“必ず叶えてやりたい…”と思ったのだ。
「ふっ…来れる訳が無いのにな…第一、覚えてるかどうかも分からないしな…」と、アスランは独りごちてみた…。
今のカガリは寝る間も無いぐらいの忙しさだったからだ。