駄文

□今日の出来は愛情
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「はぁぁ〜…」


夫が出勤した後の、ここ…ザラ家のリビングでは、新妻のため息が漏れていた…アスランと結婚して3ヶ月…毎日の新婚生活にも漸く慣れてきたカガリだったが、一つだけ悩みがあった…それは、料理の腕がなかなか上達しない…ということである。


ー3ヶ月前ー

結婚式を終えた後の初夜も無事に済んだ翌朝の食卓に並べられていた朝食は、見るも無残な物が出来上がっていたのだ。


真っ黒に焦げた玉子焼き、味の無いスープ、食パンも当然のごとく炭みたいになっている…起きて来て、それを見たアスランは、余りの事態に口を開けたまま固まってしまっていた。


「…すまない…あすらん…頑張ってはみたんだがな…」とカガリはしゅんとして落ち込んでしまった…。

これまで、アスハの惣領姫として育って来た為、産まれてこの方、自分で料理などをしたことが無かったのだ。
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