1st
□別れ話
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「…………」
深刻な顔のまま動かない竜崎を見つめ続ける私
何が気に食わないのかわからない
私が煎れためちゃ甘の紅茶さえ飲んでくれない
……何か怒ってんのかなぁ??
私何かしたかなぁ……?
不安は募る一方で竜崎は今だ固まったままだ
……もしかして私に飽きたの!??
それで何て言って別れを切り出そうか迷ってるの!!!??
人一倍想像力…もとい妄想力が激しい私は
勝手にそう決めつけて目に涙を溜める
そうだよね…
今まで相手にしてくれてた方が奇跡だもんね…
こないだだっていきなり
「疲れた…」
だもんね………
もう……私の事なんか……っ
「……ぅっ…」
どうしよう…