女の子→メグ
男の子→シュン

あなたは働いている社会人
その恋人は学んでいる学生


"その恋人" の俺ですけど?



俺の親父は外国で仕事をしている。
向こうではそこそこ有名な仕事人らしい。
嘘じゃない。本当の話
そして俺の母さんという人は
俺が小さい頃に、…なくなってしまったという
嘘じゃない、ほんとの話
いわゆる、シングルファーザー?
男手ひとつで俺をこんなに立派に育ててくれたらしい。

俺の親父は立派だ。
そして寛大だ。
そして…感謝しなきゃいけない。らしい!


そう、メグさんが言っていたのだ。





「ただいまあ〜〜〜!」

メグさんの声

俺の恋人のメグさんはとある会社の会社員
俺はいたってそこらへんにいるような男子高校生

俺は今、1人暮らしのメグさんの家に泊まりに来ていた。


「あ!シュン起きてたの?」

「メグさん待ってたんだよ。水飲む?」


会社の飲み会で顔を赤くさせて帰ってきたメグさん
タクシーで帰ってきたらしい。
ていうか、タクシーで帰ってくるように俺が言っといた。


「う〜ん飲み足りないからシュン一緒にのも!」

「ん〜それもいいけど、メグさん明日は1日デートでしょ、早く寝よ」

「そだね!寝よっか!いこ!」

「うん」


ヘニャラヘラと笑っているメグさん
今は相当機嫌がいいようだ。

化粧もおとさず着替えもせずに
俺の手を引いてベッドのある部屋まで足を急がせるメグさん


ねぇ、おぼえてる?










「クソガキ」


1番最初に俺を呼んだ時の言葉
その時も酔ってたよね。顔真っ赤にさせて、機嫌悪そーに。

そりゃあめちゃくちゃビックリしたよ。
きれーなお姉さんからあんな言葉がでたんだから。

でもある意味おそのおかげだよね。







「…おやすみ…シュン…」

「え、ほんとに寝るの?」

「…ん、、、、、、、   」


ベッドに横になるとほんとに
着替えもせず化粧もおとさず
規則正しい寝息をたてて寝てしまった。



「はあ、、酒弱いなら飲むなよ…」


まだほのかに赤いメグさんの頬
触れると熱を持っていた。


たまに、不安になる。


メグが酔って、もし同僚の男なんかに手ぇだされたりなんか…

なんて、最悪の自体が起こったりなんかしたりなんか…

だから飲みの帰りは必ずタクシーで帰ってくるように…てか帰ってこさせる。



もしかっこいい上司とかに告白なんかされちゃったりなんか…

もし、他のかっこいい人にメグが魅力を感じちゃったりなんかしたり…

もし俺に呆れて愛想つかいちゃったりなんか…



まだまだ大人になれない俺は
世界が違うメグのことを想うあまりに
こんなしようも無いこと考えたりして、不安になる。


「シュン、、、、」



大好きで、はなれたくないから


「かわいい顔して寝やがって…」


( 襲うぞコノヤロー )








頬にキスを落として

さて、明日のメグさんの美容のために
メイク落としシートに手を伸ばした。











(明日のデート楽しもうね)

2008年9月4日木作成
社会人の女の人と
高校生の男の子の
お話書きたかったんです(´ω`)
2009年7月23日木keけいさい


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