女の子→たま
男の子→ゆう

幸せな私の話。




「だいきらい」



って、あたしが言ったら、すっごく悲しそうな顔するの。
愛しのゆう君。


そんな顔で、たまはなんとも言えない気分になるの。
優越感にひたってしまうの。
ゆう君はたまのこと好きだからそんな顔するんだなって…
たまのこと大好きなんだなって…


そんなそんなそんなゆう君が、たまもね、ほんとは大好きでたまらなくってね、















「大嫌い」




って言ったら、いっつも悲しそうな顔するはずなのに、
ゆうはいっつも悲しそうな顔するはずなのに、、


べつに何ともない、という顔が私の心を凍らせる。
もしかしてもしかして、
私、ゆうに好かれてないの…?


いつもはなんとも言えない気持ちになって
優越感にひたってしまって、思わず口が緩んでしまう。
だけど
だけどだけど
なんだか今は、身体の中にさえ納まりきらない不安が、、
表情にあらわれる。


ゆうは私のこともう好きじゃない…?







「そんな泣きそうな顔しないの、」


「え…?」





ポン、とゆうのおっきな手が私の頭を撫でる。

思わずゆうを見上げると嬉しそうに、微笑んでいた。


「へ、…?」


なにがなんだかわからなくって。




「大嫌いとか言って、ほんとは俺のこと大好きなのわかってるから。
 だって小さいときからそうじゃん?で、いつもたまばっかにいい思
 いさせんのくやしいなって…だから、今度はたまに同じ思いさせて
 やろーかなーって…(笑)」                。




「は…?」





はあああああ!?


はあああああああ!?




(笑)


じゃねーよっっっ!!!






その後ゆうは私にチュ、って…チュッてキスしたけど!
ゆるさないんだからー!
てか、私に大嫌いってゆわせた原因ゆうでしょー!(私のプリン勝手に食べたくせに!)
ふざけんなだしー!
ゆうのアホー!



でもそんなそんなそんなゆうがちっちゃい頃から大好きー!





2008年10月4日土作成
小さい頃(推定幼稚園)から
大きくなった今(推定高校あたり…適当っ)の話のつもりで
書きました!

女の子は男の子が、自分のこと好きってわかっていながらも
「嫌い」って言っていじめてちょっと嬉しさ感じてる、いわゆるS子ちゃん。
だけど成長するにつれて男の子も反撃!
なんだかんだでラブラブな感じな感じな感じなのです。
ちなみに2人が彼氏彼女として付き合い始めたのは推定中学生頃で(´ω`)
2009年8月31日月修正keけいさい
なにげに背景と文字の色プリン色なんですよ(笑


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