*brotherS*

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椿が声優を目指すきっかけになったアニメの続編が出ると椿がすごく喜んでいたのはつい先日……オーディションの日は、応援のメールと電話をした。椿自身も満足のいく出来だったと笑っていた。双子の弟の梓も椿とは違う役としてオーディションを受け、二人で受かれば良いなと杜琶は思っていた。
























杜琶は今日、昼間のカフェの仕事だけで夜のバーテンの仕事はお休み、そして明日は1日休みで何をしようかと家で愛犬のエステルと戯れながら考えていた。









━━━ピンポーン……





『……?こんな時間に誰かしら?』





家のチャイムが鳴り除き穴から外を見てみるとソコには椿がいた。杜琶は、急いでドアをあけると






『椿くん?こんな時間にどうしたの?』


椿「…………杜琶……。」





何時もの椿とは違い声に元気がなく表情が沈んでい。杜琶は何かあったのかと思い取り敢えず椿を家にあげた。










━━━━━━…………






『珈琲で良かった?』


椿「うん………ありがとう杜琶。」


『………………』




杜琶は椿に珈琲を渡すと椿の隣に腰を下ろし杜琶もミルクティーを飲む。







やっぱり元気がない………





何時もの椿はとても元気で悪戯好きで明るくて…でも今、目の前にいる椿は笑顔も無く表情もとても曇っていた。杜琶は、そんな椿の頭をそっと撫でると








『大丈夫?椿くん………』


椿「杜琶……っ──……」


『えっ?………』




次の瞬間、杜琶は椿によって抱き締められていた。だけどその腕は少し震えているようでだけど痛いくらい強く抱き締めていた。そんな椿を杜琶は優しく抱き締めると






『どうしたの椿くん。』



椿「…………俺さ…この間、オーディション受けたじゃん…アレの結果、今日来たんだよ。」


『………うん。』



椿「俺……落ちちゃった…で誰が受かったか聞いたらさ。梓だって……あ〜あ…本当…何でなんだろう…何で梓なんだよ…あの役は俺がやりたかったのに…」




『椿くん……』





椿の辛さ悲しみがよくわかった。椿がポツポツと話始める。最初から梓に決まっていたとか声の配役のバランスや梓の方が技術は上だと










『椿くん…?私は声優の事はよく解らないし、技術がどうとかは言えた義理じゃないけど………椿くんは椿くんよ?他の誰でもない……今回は駄目だったけど次があるわ?椿くんにしか出来ない役が……ソレにね?私、椿くんの声……すごく好きよ♪椿くんの声って聞いてて元気が出るの♪梓くんもだけど二人の声って離れていても私の耳にはよく残るの♪椿くんの声が…椿くんが演じた役が好きって人沢山いるわ♪だからね元気を出して?きっと梓くんも辛いはずよ?』





椿「何で梓が辛いんだよ!?俺の方が辛いのに!!」


『だからでしょ!?』

椿「えっ……?」


『梓くんは椿くんが一番演じたかった役だって…一番近くで見てきたんでしょ?椿くんが頑張っているのを…隣で見ていたんでしょ?』




椿「………………」


『椿くんが辛いのを梓くんは知ってる…その事できっと梓くんもすごく悩んでるし辛いと思うわ?だからね椿くん………梓くんも辛いことを解って?』





椿「杜琶…………」











杜琶には敵わない……椿がほしい言葉をくれて、それでいて梓の事も心配して俺達双子の事を解っている。今、俺が自分のことで一杯なのを解っていて…それでいてもちゃんと正しい答えを言い出すんだ。










『……私に出来ることがあるなら何でもするわ?』


椿「杜琶………軽々しく何でもなんて言わない方がいいよ?」




『そうかなぁ?でも私が出来ることなら椿くんに何でもしてあげたいって気持ちは本当よ?』







優しい杜琶……きっとその言葉は本心で椿のためなら何でもしてくれるだろう。優しすぎる杜琶……でも俺はさ…本当にズルイ奴なんだよ…









椿「男がさ……落ち込んでいる時に必要なのは可愛い女の子のキスなんだよ。」



『えっ?…………』










次の瞬間……杜琶は椿によってキスをされた。杜琶は一瞬、驚いたが椿の腕が震えているのに気がつくとそのままキスを受け入れた。椿はそんな杜琶に何度も何度もキスをするとソファに杜琶を押し倒し









椿「ごめん杜琶………俺、今杜琶がすごく欲しい…杜琶を抱きたい……杜琶とセックスがしたい。杜琶の初めてが欲しい……」




『椿くん………』



杜琶は今にも泣きそうな椿の頬を撫でると微笑みかけ













『良いよ。椿くんが元気になるなら…でも1つだけ良い……?私、あの……;///その……初めてじゃなくなっちゃった…;////』




椿「……………………はっ?」












一瞬、杜琶の言葉が理解できずにフリーズしてしまった椿、杜琶が処女ではない?どこの誰と?何時?いったい誰が杜琶の初めてを?椿は一気に頭が混乱したが暫くするとソレ以上に初めてを奪ったやつに怒りを覚え……






椿「どこの誰?」


『なっ何が;?』

椿「誰が杜琶の初めてを奪ったの!!」

『つっ;椿くんの知らない人よ;』


椿「そんなのやだ!!俺が……俺が杜琶の初めての相手になりたかったのに…」



『椿くん………』





椿はそう言って杜琶のお腹に抱きついてきた。拗ねた子供のような椿を杜琶は優しく頭を撫でると






椿「だったら俺が…そいつよりも杜琶を気持ちよくさせてあげる…俺が一番気持ちよくさせる。」











━━━━━━━……………









『つっ…;///つば…きくンッ;///アァ…;///そっんなところ;///だめぇ…;///』







ピチャピチャといやらしい音をたて椿は杜琶の秘部を執拗に攻めた。杜琶は椿から与えられる快楽にビクビクと震えていた。








椿「杜琶の甘い……もっと……もっと感じて?」




『ヤァッ;///』





椿の舌が杜琶の秘部に入ってきた。ざらつく感触と何とも言えない快楽に杜琶はただ身体を捩らせた。









椿は杜琶の秘部から口を放すと杜琶の上着を脱がせ、ウサギ柄の下着をとると杜琶の豊満で形の良い胸が露になる。椿はその綺麗さ、杜琶の恥じらう表情に我慢ができず杜琶の胸を貪りついた。








片手でも少し足りないほどの胸を鷲掴みにするとピンクの愛らしい突起物を口に含むと強く吸った。





『Σアァッ;///ヤッンッハァハァッアッアンッ;///』



椿「杜琶……///可愛い…///」




杜琶の声が椿の頭に響く…杜琶の甘美を帯びた声が表情が吐息が椿すべてを狂わせる。







もっと…もっともっと杜琶を感じさせてめちゃくちゃに抱いて俺なしじゃダメな体にしたい。俺だけを求める体にしたい。そして椿だけを愛して欲しい。俺だけのモノにしたい。









椿「杜琶……俺のも…シて///」






椿は自身の反り立つソレを杜琶の前につき出すと杜琶は顔を真っ赤にして俯く




『あの……;///私……したことがないから…どうすれば良いのか////解んない…;///』



椿「えっ;///杜琶……フェラしたことないの?」



生々しく椿がそう言えば杜琶はまた頬を染め、少し潤んだ瞳をしながら無言で頷いた。椿はそんな杜琶がかわいくて仕方がなかった。ソレに杜琶の初めてが貰えると思ったらさらに嬉しくて杜琶をぎゅっと抱き締めた。










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