短歌
□恋愛
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嘘を吐く
私の嘘を見破れば愛してあげる
嘘吐きの嘘
依存症
あなたじゃないわ携帯に触れてるだけで安心するの
二日って思ってたより長かった
二日も待った
二日も、待った
捨てるのもしがみつくのも憚って
隣で眠る蜻蛉の夜
親友を好きになったと嘆く君
叶わぬことも、ない、こともない
嘘吐きと疑うならば君の手で
僕の身体に針を刺してよ
甘い恋など要らないわ
その牙を私の肌に突き立てて、ねぇ
少しずつ私の胸に溜まってく
胸のしこりは乳ガンじゃない
撫でるって手偏に無いで組み立てる
虚しいことは、嫌いよ、私
気まぐれなあなたはたまに左手で私の髪を優しく撫でる