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□それでも私は(全15ページ)
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-プルルルル!!-プルルルル!!-
-ガチャッ-
「だー!!もう、何お母さん!?」
「何じゃないわよ、夢奈!!早く起きないと遅刻するわよ!!まったく、早くしなくちゃだめよ!!」
「あー…はいはい。」
-ガチャッ-
「まったく。起こすならもうちょっと静かに起こしてくれればいいのに…。」
んーっと背伸びをして、私はベットからでて学校のしたくをした。
「おはよーお母さん。」
「あ、おはよう、夢奈。ご飯できてるから、早く食べちゃって。」
はーいと返事をして、少し焦りながらご飯を食べた。
「いってきまーす!!」
-ガチャン-
「あーあ、早く行かないと遅れちゃう…。」
私は通学に使っているバス停へ足早に向かった。