2

□困った二人
1ページ/5ページ


今日は副隊長揃っての飲み会。

いくつか議題みたいな物があるにはあったがそんな話は適当に流されて今はただの飲み会になっていた。


「いらっしゃ〜い」


店主の声に入り口を見ると仁美さんと俺の知らない女の死神が入ってきた。

二人に気付いた他の副官達が無遠慮に声をかける。

適当に応える仁美さん。

なんだかんだ言って仁美さんは人気がある。

仁美さんに恋焦がれている死神は多いはず。

俺もその一人。

誰かに取られるのが怖くて告白した。

けど‥

玉砕。

その時のショックから立ち直れていない時告白された女となんとなく付き合った。

付き合って二ヶ月。

まだ付き合って日も浅いって言うのに女から結婚を急かされていた。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ