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□Sweet memorys
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『まさか仕事には出て来ないでしょ?』
「たぶんそれはまだ‥」
『だよね。びっくりした。知らせてくれてありがとね』
話を終わらせようとした私を恋次はじっと見つめてる。
なに?
まだ何かあるの?
『恋次?まだ何かあるの?』
「檜佐木さんが退院するって言ったんだよ」
『それは分かっ‥‥‥』
そう言う事か‥。
邪魔なんだ。
『いつ?』
「明日」
『そう。分かったよ。今日中に私の荷物は出しておくから。今から行って来るよ』
恋次がまだ見てる。
顔に何かついてるのかな?
私の顔そんなに変?
そう聞きたくなる程恋次は私を見ている。
早く行けって言う事?
『恋次‥そんなに急かさなくても今から行って来るから』