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□オールマイティー
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すごく理不尽な思いを抱えたまま隊舎に戻り、何も考えないで済むように集中して仕事をした。
ずっとイライラしていたけど恋次が気付いて手伝ってくれたおかげで助かった。
「何か嫌な事でもあったのか?」
『恋次‥今夜空いてる?』
「あぁ‥。暇してる」
『じゃあ恋次の奢りで飲みに行こう!決まりね』
「何でそうなるんだ?まぁいいや」
恋次を相手にかなりの量を飲んだ。
そしてかなりの愚痴を聞いてもらった。
うんざりしたような顔をしながらもちゃんと聞いてくれる。
さんざん喚き散らした私はスッキリしてテーブルに俯せた。
記憶はここまで。