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□困った二人
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「ねぇ、仁美〜こっちに来て一緒に飲みなさいよ!」
『はいはい。乱菊‥あんたは見る度に酔っぱらってるよね‥』
「別にいいじゃない。あんた達も飲め」
仁美さん達が俺達の席に合流。
しかも俺の右隣に座ってる。
「先輩、そう言えば結婚話受けたんすか?」
『‥‥‥』
「なっ、何で今そんな話すんだよ!このバカ!」
『修兵‥結婚するんだ』
「いや‥付き合ったばっかりだしまだそんな‥」
「あら〜仁美?何暗い顔してんの?あんたまさか修兵の事が好きだったりする訳?」
『え?私?何言ってるかな‥飲み足りないんじゃないの?もっと飲みなさいよ!』
仁美さん?
今の仁美さん‥
図星って感じに見えたのは自惚れか?