麻生首相は19日、東京・神山町の私邸から首相官邸に隣接する公邸に引っ越した。同日夕、就任から118日目に公邸入りした首相は待ちかまえた記者団に「お疲れさま」と上機嫌で声をかけ、新居に入った。

 首相は衆院選後に引っ越しする予定だったが、昨秋の衆院解散を見送ったことから先延ばしされてきた。この時期に引っ越す理由について、首相は「準備が整ったから。引っ越すって、大変ですよ」と説明。河村官房長官は、「(官邸に)一番近い所で、しっかりとかじ取りをやりたいという強い思い」と解説してみせた。

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 恒例の朝の散歩を続けることを表明した首相は記者団を見回し、笑みを浮かべながら「宣戦布告」した。

 「体力のある人を(担当に)選んでください。後からボトボト追っかけてくるのはみっともない、と言ってた近所の人がいたから」

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