2009年11月27日の早朝、僕は死ぬことに決めた。

方法は、近くの河で横になってお酒でお薬を飲んで、泥酔したまま溺死。

最寄駅でタクシーを乗り、近くの河川敷に行った。


河川敷なのに、畑があるばかりで、川沿いには、暗くて見えないが竹が繁っていて、水の音もなく、僕は必死に川を探した。

道なき土手を上がったり下がったり、畑から竹林の奥の様子を伺ってみたり‥‥‥

土手で靴が脱げたけど、暗いし腰くらいまである丈の草木が生い茂り、僕は裸足で場所を探し続けた。

しばらくして暗がりから、竹林の1ヶ所が、何やら折れて隙間があり、畑を抜けて近くに寄ると、ようやく川を発見した。

折れた竹伝いに下に下りると、バシャンと腰まで水びたしになった。

すぐ目の前に、砂地を見つけたので、そこに腰を下ろし、お酒とありったけのお薬を飲み始めた。

それから意識を失い、気付けば、病院のベッドの上‥

点滴、尿管、オムツ、鼻から管を入れて胃洗浄したから、まだ管が入ってた。

ノンチと姉と母親がいた‥。

今回は、急性アルコール中毒・低体温症(32度だった)・急性薬物中毒で運ばれた。


また生きてしまった‥‥‥と、嘆いた‥。

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