短編集
□日本総受け
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立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花
―――…
SIDE:日
「日本ちゃん、これ着て下さい★」
「…はい?」
そう言ってハンガリーさんは私に無理矢理…。
ゴスロリを着せられました。(泣)
着るのは構わないんですが…本当は私、着る側より着せる側なんですよねぇ。
それに、これから会議があるのですが…。
「は・ハンガリーさん…これから会議があるのですが…」
「とっても可愛いわ、日本ちゃんっ!!これで会議に出て下さいっ!!ハァ、ハァ…」
「えぇぇぇぇぇっ!!」
鼻息の荒いハンガリーさんに引き摺られながら、抵抗出来ずに私は会議室に足を踏み入れました。
それにしても、ハンガリーさん…腕力凄いですね。
「皆さん、見て下さいっ!!」
ハンガリーのその言葉から、会議室は戦場へと変わった。
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